かる@私学教員の勉強法ブログ

私学教員・元塾講師である私が中学生の勉強法について話します

どれくらい勉強すればいいの?小中高受験生の理想的な勉強時間を徹底考察!!

 

こんにちは!かるぅです。

いきなりですがみなさんはどれくらいの時間勉強していますか??

 

ふむふむ・・・

みなさんそれくらい勉強しているのですね。

偉いですね!


・・・少し珍妙な入りでしたが、今回はそんな勉強時間に関してお話しします!

「適切な勉強時間が分からない」「誰かの勉強スケジュールを参考にしたい」

そんな方のために、塾の生徒や友達、いとこなどに聞いてまとめてみました!

この記事で少しでも勉強時間に関する不安をなくし、集中して勉強に取り組めるようになって欲しいと思います。

 

また、最後に僕の教え子の中で最も成績が良かった子の勉強時間等についても紹介するので、最後までご覧下さい!

 


勉強時間は大事なのか

僕は以前の記事で「量より質」と言ったことがあります。

まさしくその通りです。

しかし、それだけで入試は大丈夫でしょうか。


僕が以前の記事で推奨したのは、学校の内容を最低限理解するための勉強法です。

定期テストで高得点を取り入試で志望校に合格するなら、勉強時間も大事になってきます。

つまり、質のある勉強をしっかりとした時間やることが必要になります。

 

 

小学生の勉強時間

さっそく、僕の考える小中高それぞれの勉強時間を伝えていきます!!

まずは小学生です。


小学生は、これから先の勉強意識を左右する大事な時期です。

僕の経験を元に、低学年と中・高学年に分けて話していきます!


低学年は達成感と楽しさを感じさせるべき

低学年は、そこまで差はありません。

だからといって何もしなくていいわけではありません。

まもなく発売するコンテンツでも書かれていますが、ここでどれだけ勉強を楽しいと感じることが出来るかが大事です。


ここで僕がおすすめしているのは国語と数学を20分ずつの計40分です。

これなら、無理してやるような時間でもありませんし、学校の宿題を終わらせても時間に余裕があるはずです。


どのような内容をやるかは、過去の記事や発売予定のコンテンツを参考にしてみてください!


中・高学年は成績の伸びが大事

中・高学年になれば、成績の良し悪しが分かれてきます。

低学年のうちに勉強が楽しいということが分かっていれば、問題ないかもしれません。

しかし、勉強にやる気が出ていない子はそうはいきません。


そこで、毎日1時間半ほどやることを心がけましょう。

この時間を定めたのは、学校の宿題の量が増えるためと、本格的な復習が必要になるためです。

1時間ほどで宿題を終わらせ、30分ほどでその日の復習をします。


多くの子は、1時間かけて宿題を終わらせた後何もしません。

ここで+30分頑張ることが出来るかどうかで、成績の良し悪しが分かれていきます。

また、ここで勉強を嫌いにならないよう長くやり過ぎないようにしましょう。

心の底から勉強が好きな人は別ですが(笑)

 

 

中学生の勉強時間

さて、次に中学生の勉強時間です。

中学生になると、小学生の時に比べて内容が難しくなっていきます。

また、宿題が多い上に授業の進みも早くなります。

そのため、各自で授業の復習をすることが大切になってきます。


ここでは1・2年生と3年生(受験生)に分けて話していきます!


1・2年生は学校の内容の理解

1・2年生の時から受験を意識する必要はありません。

むしろ、しないでください。

入試は3年間の理解度を測るものですが、その理解をするために重要なのは毎日の復習です。

イメージとしては、基礎を付けるのではなく基礎を忘れないことです。

小学生の頃から勉強をしていれば、1年生の内容は問題なく出来るはずです。

また、1年生の内容が問題なければ2年生の内容も・・・


ということで、この時期は部活があることも考慮して2時間半ほどの勉強時間が良いでしょう。

1時間半ほどで宿題に取り組み、寝る前の1時間でその日の授業内容をまとめる程度です。

この方法はこれから別の記事でまとめていきます。

また、これを続けられればテスト前に必死になることもありません。


3年生は夏からが勝負

3年生は受験生。

正直、高校入試ではそこまで早く始める必要もないと思っています。

というのも、夏からはじめて十分間に合うほどの内容だからです。

実際僕もそうでした。

夏から塾に通い出し、受験勉強もその時からでした。

ですが、問題なく受験に成功しています。


つまり、いつからやるかではなく何をどれくらいの時間やるのかです。

そこで、夏休みが終わるまでは1・2年生と同じように進めていきましょう。

その時も学校の内容を理解するので十分です。

むしろ、早く始める方が非効率的。

まずは基礎を忘れないことに勉強の重点を置きましょう。


そして、9月以降は受験モードになります!

部活も終わっているので、5時間を目安に勉強をします。

土日はさらに増やしても良いでしょう。

 

塾に通っているならば指定された問題集などをやり、塾に通っていなくても今までの勉強に加えて標準的な問題集を多めに解き始めます。

自信がある人は発展的な問題集や過去問などをやるのもいいですが、まずは入試に出るような問題の中でも簡単な問題を解いていくことが、気持ちの面でも良いでしょう。

 

 

高校生の勉強時間

最後に、高校生の勉強時間です。

今は小中学生の生徒らを中心に聞き込みをしており、高校生には知り合いを含めて15人ほどしか調査できていません。

なので、ここではその結果のみ書いておこうと思います。

 

まず結論から話すと、平均して5時間は取った方が良いということです。

なにより、授業の難易度も上がり、復習無しではまったくついていけなくなります。

そのため、宿題をやった上で3時間以上の復習時間が欲しいところ。

内容は中学生と同じくその日の内容をノートにまとめることです。


しかし、部活もあれば登下校の時間が長くなってしまうなど、中学時代より勉強時間を確保しづらいと思います。

そこで、中学生についてのところで紹介した勉強法とは別の方法を紹介します!

これは、かなり努力が必要ですが、短い時間でとても効果を得られます。


それが「教科書勉強法」です。

教科書には例題などがいくつか載っています。

それだけをひたすらに解いていくのです。

 

こうすることで、教科書レベルの問題は余裕で解けるようになります。

高校では学習範囲も広いので、基礎が身についていることが絶対条件とも言えます。

 

普段からやっているひとは続けて下さい。

この勉強法のデメリットとしては、基礎しか身につかないことです。

しかし、この基礎が後々役立つので1・2年生のうちはこの勉強法で時短しましょう!

勉強時間についての記事で言うことではないかもしれませんが、勉強時間が全てではない!!

 

 

おすすめの勉強スケジュール

さて、最後に僕が指導した子どもたちの中で、特に成績が良い子の勉強時間とスケジュールについて調べたので紹介したいと思います!

複数の情報から、僕の意見を交えて最も理想的なスケジュールを考案しました。

もちろん個人差があるので、これを参考に自分なりに変えてくださいね。

それがこちらです!

前日の復習は、前日の暗記系タイムの復習です。

夜にやったことを朝にやれば確実に覚えられます。

また、これは受験生を意識しているので、過去問があります。

2教科+軽い復習をしましょう。


また、土日はこれに加えて昼間に市販の問題集をやるとよいです。

適切に休憩を挟みつつ、やることを計画した上で進めましょう!

 

学年と偏差値(成績)、普段の勉強時間などを教えていただければスケジュールを考案するので、ぜひツイッターのDMからどうぞ!

 

 

まとめ

いかがでしたか。

勉強時間は、多くの人が気になっていることだと思います。

時間が全てではありませんが、時間を意識することに意味がないわけではありません。

無理にこなす必要はありませんが、少しだけ意識すると良いでしょう。

 

僕は決めた時間よりも少なすぎず多すぎずを意識していました。

人によってその調節は変わるので、YouTubeかどこかで補足できたらと思います。

 


それでは!