かる@私学教員の勉強法ブログ

私学教員・元塾講師である私が中学生の勉強法について話します

塾の正しい使い方とは!!塾の探し方や気になる疑問についても話します

 

こんにちは!かるぅです。


突然ですがみなさん、塾に通っていますか?

今通っている方や子どもが通っているという親御さんもいると思います。

 

では、塾を正しく使えていますか?

どうだろう・・と思ってしまいますよね。

今回はそんな塾の使い方と塾に通っている人の家での学習について、話したいと思います。

 


おすすめの塾の見つけ方

今みなさんは塾に通っていますか?

もし通ってない人で探している人のために、まずは塾の選び方を話したいと思います!

 

塾を選ぶ際に見て欲しいポイントは3つあります。それは「講師・生徒数」「設備・備品」「挨拶」です。1つずつ見ていきましょう。

 

講師・生徒数

これは多ければいいとか少なければいいとかはありません。

何のために塾に行くかで考えて、それに応じた塾を選ぶべきということです。

 

例えば「分からないところがたくさんあるためそれを全部聞きたい!」という子であれば、講師が多く生徒が少ないところがいいでしょう。

講師が多ければ自分に合う講師を選べるし、生徒が少なければ自分に多く時間を使ってくれます。

 

一方で「自分は実力がある程度あり、進学するための指導をして欲しい!」という子は講師も生徒も多いところがいいでしょう。

生徒が多いと過去の傾向から受験対策をしてくれますし、実績がある証拠になります。

どちらにせよ講師は多い方がいいですが、生徒数で見ることがポイントです。

 

設備・備品

こちらは体験授業の時や面談に行った際に見る人も多いかと思われます。

何でもかんでもあればいいと言ってしまってもいいんですが、最低限必要なものがあるかどうかです。

以下のものがあれば通っても良い塾だと思えます!

 

コピー機

これは問題や解答用紙を印刷するために必要不可欠です。

繰り返し演習するために、コピー機があり、それを使っても良いのか確認しておきましょう。

 

休憩スペース

教室内は飲食禁止のところが多いです。

長時間いればお腹もすきますし、同じ体制で同じ環境なのはよくありません。

移動して軽食をとれたり休めたりする場所があるといいですね。

 

ウォーターサーバー

自分の飲み物を持って行けば良いのですが、忘れてしまうこともあるでしょう。

そんなときに水分補給できるので、あると嬉しいです。

 

貸出用文具

これは、子どもたちの勉強する環境を整えたいという気持ちが見えてきます。

忘れても貸し出して勉強できるなら、より気軽に通うことができます。

僕は手ぶらで来てしまってもいいように準備していました。

 

赤本などの過去問

入試対策をしたいときに、過去問の勉強は必須です。

自分で購入してボロボロにするまで使っても良いでしょう。

しかし、いろいろな過去問に取り組めるように用意してあるところを選びましょう。

 

どうでしょうか。今塾に通っている人はその塾にありますか?

全部はなくとも自分にとって便利だと思う物があればOKです!

 

もしこれ以外にあればぜひ教えて下さい!

 

挨拶

これは文字通りだと考えて下さい。

面談や体験で行った際に、すれ違う講師や他の生徒さんが挨拶してくれるかは意外と指標になります。

人間性や教育がしっかりとされているのかが確認できますね。

 

また、塾には大手と個人経営があります。

どちらがいいとも言えませんし、メリットもデメリットもお互いあります。

 

大手は教材やシステムはそろっていても一人一人に向き合ってもらえなかったり、個人経営ならその逆だったりとあります。

さらに、進学塾か補助塾でも変わってきます。

この記事を書くためにいろいろな塾について調べているので、もし迷っている方がいれば相談して欲しいです!

 

 

 

おすすめの塾の使い方

ここからようやく使い方について話していきます。

先ほどにもポロッと言いましたが、塾と言っても大きく分けて2つあります。

それが進学塾補助塾です。

 

どちらも文字通りで、進学の手助けをしたり受験に向けて授業していったりするのが進学塾です。

一方で補助塾は学校の内容で分からないところがないように普段の勉強を見るような塾です。


ちなみに僕が働いていたのは進学塾になります!


進学塾は受験を意識していますが、1.2年生までは補助塾と同じと言ってもいいでしょう。

なのでまずは補助塾から話します。


補助塾に通う生徒さんや1.2年生のうちは家や学校での学習を中心に、その中の分からないところを聞きに来るという使い方がいいです。

言っちゃえば質問相談室的な感じですね。

 

もちろん授業はあると思うので、授業が始まる前に「ここがわからないんですけど・・・」と言えば基本的には授業内で解説してくれます。

同じ教室内の生徒のためにもなるので、特別その講師にやりたいことがないのに解説してくれなければ少し疑っても仕方がないでしょう。


完全に進学塾の塾や3年生の生徒さんは、塾でやる入試対策問題や過去問を家で復習するという使い方がいいです。

塾を実践練習の場だと考えます。

 

高校受験は学校によって難易度や形式が変わります。

そこまで網羅して解説して対策してくれるほどの講師がいれば、入試対策は任せて、言われたこと+αをこなしていくことが大事です。

αを付けたのはこれは家での学習で、過去問を解いて解説してくれて家で学校の内容と結びつけて初めて勉強していると言えます。


それぞれの大きな違いは学校と塾のどちらを中心とするかです。

家での学習は当たり前にやらなければいけないと思って下さい。

しかし、長くやる必要はありません!とある記事でも少しだけ家での学習について話しています。

 

 

塾が良くないなと感じたら?

もし塾の講師や内容に疑問を持っていたり、この記事を読んで今よりいい塾を探したいと思ったり、はたまた僕のいた塾に来たいと思ったり(笑)した方はいると思います。

そのような生徒さんは塾を変えるべきだと思いますか?ってなりますよね。


答えはYESです。

 

塾に少しでも不信感を持ち、他の塾に興味を持ってしまえば学んだ内容は頭に入ってきません。

お金がかかってもより良い塾を探すべきだと僕は考えます。

今通っている塾が月2万で、新しいところは入会5万で月3万だとしても、1年間を41万でしっかり学ぶか24万を無駄に使うか。

よく考えれば答えは明白だと思います。

 

それでも悩むならば僕に相談して下さい!

 

 

結論と最もおすすめな塾の使い方

ここまでいろいろ言いましたが、結局どのような使い方が一番いいの?と思いますよね。

僕が生徒を受け持ってきた中で一番学力を上げることが出来ていた方法を紹介します!

 

まず小学校4・5年生で入会します。

週に2日通い中学校に入る前に必要な知識と教養を学びます。

 

中学生になったら、1・2年生の間は自分が3年生になったときまで勤めてくれているであろう講師と仲良くなりつつ、毎週の授業で分からないところを教えてもらいましょう。

このときは3教科を週に2日で充分です。

3年生になったら5教科に変更し、夏までに志望校を講師に伝えます。

週に3日の授業で入試に向けた対策と学校の勉強の補助をしてもらいます。

8月以降は完全に進学塾として使います。


・・・これ実は僕の塾通い歴なんです(笑)

でもこの使い方のおかげで偏差値68の高校にA判定が出たこともあるんです!

当時の模試結果を探したのですが見つからなかったので見つけたときに載せますね。

 

今通っている生徒のほとんどが使い方を知らずに伸び悩んでいました。

しかしこの話をして、それを実践したら点数が上がった子もいます。

塾から何をどう教わるかではなく、塾に何を求めているのか、家でどれだけ応用できるかが大事です。

 

何度も言いますが、塾選びは簡単なようで難しいのです。

僕は知り合いの塾講師や塾経営者に話を聞き情報を集めました。

どんな些細なことでもいいので、塾に関して悩んでいれば一度相談して下さい。

この記事を読んで下さった人が全ての子どもに良い影響を与えるために動いてくれると信じています。

 


それでは!