かる@私学教員の勉強法ブログ

私学教員・元塾講師である私が中学生の勉強法について話します

【中学 社会】地理ってどうやって勉強すればいいの?おすすめの参考書もご紹介!

 

こんにちは!かるぅです。


前回は社会科全体の勉強法についてお話ししました。

ですが、全体的なことしか書けず、まだまだ伝えたいことがたくさんあります!


そこで、今回から社会科の分野別に勉強法をお話ししていきたいと思います!!

今回はその最初の記事として、「地理」分野を解説していきます。

中学では始めに習う分野になります。

 


この分野では何を学ぶのか

地理分野では、その名称の通り地理的なことを学びます。

それは地球規模であったり日本国内のことであったりします。


それぞれの単元の中では気候・産業・地形・文化・生活など幅広く学習します。

地図やグラフから何を表しているのか読み取れることなども重要です。

さらに細かく見てきましょう!!


①世界と日本の地域構成

ここでは世界規模での日本それぞれの国、地域について扱います。

特に難しいのが時差の計算です。

詳しいやり方は別記事で書く予定ですが、見方を変えれば簡単です!!


②世界の国々

ここでは各国の特徴について学んでいきます。

大事なことはたくさんあるのですが、まず覚えた方が良いのは国の位置関係と気候区分です。

これが分かると、関連してその他の文化や産業に結びつけることができます。


③さまざまな面から見た日本の姿

ここでは自然環境や産業・交通などから見た日本全体のことを学びます。

言い方を変えれば国がやっていることでしょうか。

世界的に見て日本がどのような特徴を持つのかに注目して学びましょう。


④身近な地域や都道府県のようす

ここでは日本の中でも都道府県や地方別にその特徴を学んでいきます。

その地方にしかない伝統や文化を学ぶきっかけにもなるでしょう。

③と比較すれば、地方自治体がおこなっているものとおしてみるものですかね。

県庁所在地や世界遺産などはできるだけ覚えましょう!!

 

 

どのように勉強すれば良いのか

僕は最もおすすめする勉強法は2つあります。

ただし、これらはある程度教科書を勉強している人にしか効果がないかもしれません。

その点も踏まえてお話ししていきます!


①知るだけでなく考える。

社会科は時に暗記科目だと思われています。

しかし、実はそうではありません。

覚えるだけでなく、「なぜそうなるのか」「周りにどんな影響を与えているのか」などを考えることが必要です。

 

例えば、ある地域では果樹園が多くあるのに少し離れると田んぼが多くなる地域があるとします。

実際に地形図を見ないとわかりにくいですが、これは扇状地や水の流れの影響で水はけに違いがあるからだということまで学びます。

これができるだけで、果樹園や畑と田んぼの比較でさまざまな地域を見ることができます。

 

このように、ただ覚えるだけでない工夫をしましょう。

 

②その場所に行ってみる

これは地理だからこそおすすめする勉強法です。

地図や教科書ではわかりにくいことでも、その場に行くだけで何倍も分かりやすくなります。

 

理想は海外へ行くことですが、それが難しくても日本の文化や地域の特徴を学びに行くだけでも相当素晴らしいことです。

観光を兼ねていくのももちろんOK!

 

地理に興味を持つこともできるので、ぜひ行動してみてください!

 

 

おすすめの参考書

最後に、このような勉強をするのにおすすめの参考書をご紹介します!

足で動く勉強法もありますが、地理について基本的なことを学ぶのに使ってみて下さい。

 

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感想(2件)

大学受験でおなじみの「〇〇が面白いほどわかる本」シリーズです。

面白い!のももちろんですが、説明がとても分かりやすいです。

新学習指導要領にも対応しているので、学校の補助教材としても役立ちます!

 

 

最後に

いかがでしたか。

地理は暗記科目ではありません!

頭で考えながら体験することで、地理を学ぶことが楽しくなります!

 

不明なことや質問があればぜひコメント下さい!

 

 

それでは!