こんにちは!かるぅです。
今回は単元別勉強法第2弾です。
今回は「物語文」の読み方と解き方について話していきます。
僕がセンター試験で満点を取った経験を踏まえ解説します!!
物語というのは登場人物がいて、会話が多く出てくるようなものです。
実は、読み方を意識するだけで格段に得点が上がります。
そして、これからその方法に加えてテストや受験に役立つポイントも教えます!
本文で意識すること
国語の文章問題おいて最初に苦労するのが本文を読むことです。
文章の種類によって読み方も変わってきます。
今回やる物語について意識するのは心情を読み解くことです。
心情とは登場人物の心の中のことですが、これを読み取れるかどうかが鍵になります。
具体例を見てみましょう。
「星野くんは投手だ。おしいと思う。しかし、だからといって、ぼくはチームの統制をみだした者を、そのままにしておくわけにはいかない。」そこまで聞くと、思わず一同は顔をあげて、別府さんを見た。星野だけが、じっとうつむいたまま、石のように動かなかった。
これを読んで、「星野くん」の気持ちを考えてみてください。
ここだけだとわかりにくいかもしれませんが、うつむいていることなどから「反省」の心が読み取れるかと思います。
何についての反省かはぜひ「星野くんの二塁打」を読んでみて下さい!
今の例題をやってみてどう思いましたか?
簡単だと思えた人は多いと思います。
読み取るべき心情はこのように感じられるだけでいいのです!
難しく考えず、人物になりきってみましょう。
ただ、その時に注意して欲しいのが主観的にならないことです。
国語は問題文に書かれていることのみが解答になります。
あなたの感情と登場人物の感情は必ずしも同じではありません。
問題を解くための読み方をマスターしましょう!
物語で聞かれる問題
文章が読めても問題が解けなければいけません。
問題文の読み取りは文章問題では必ず聞かれます。
それ以外の物語で特別聞かれるのは人物の気持ちです。
実は、先ほど上で出した例題は、実際にある問題集で出されています。
そしてもうひとつ大事なことがあります。
それは考えて書く問題です。
実はこれも気持ちを読み取る問題が多いです。
この時も、考えるのは登場人物の感情でありあなたの感情ではありません。
前後の言葉から感情を考えられるような勉強をしましょう。
ここでも具体例を一つ紹介します。
「町を暴君の手から救うのだ。」とメロスは、悪びれずに答えた。 「おまえがか?」王は、憫笑した。「しかたのないやつじゃ、おまえなどには、わしの孤独の心がわからぬ。」 <太宰治『走れメロス』より>
王の台詞から、孤独の心を持っていることが分かります。
それが物語でどう関係しているのか、注意深く読めば良いのだと分かりますね。
このようにして本文の様々な情報から、登場人物の心情や情感を読み取りましょう。
最後に
国語の物語において大事なのはやはり心情です。
ほとんどの問題集には「めあて」として心情を読み取ることが書かれています。
普段から小説なんかを読むときにも意識してみるといいかもしれません。
それでは!